ミネラル補給で熱中症予防

毎日暑いですね。今年は熱中症で搬送されるニュースが本当に多いです。

「大地といのちの会」代表の吉田俊道さん、以前子どもの保育園で開催されたこの方の健康講演会を聴いたことがあります。お話がとてもおもしろくお上手で、菌と共生することの大切さを説いておられ、非常に感銘を受けました。今西日本新聞の紙面で「菌ちゃんありがとう」という記事を書いておられます。

昨日の記事は熱中症に関してでした。
熱中症の要因の一つは、普段の生活の中で暑さから逃げすぎていること、と吉田さんはおっしゃいます。冷房の効きすぎた室内でばかり過ごしていると、急に暑さを感じたときに体が対応できません。ある程度のストレスに遭遇しないと、それを乗り越える能力が発達しないのは自然の摂理である、ということです。

そして吉田さんが問題視されているのは、ミネラルが欠乏した状態の「新型栄養失調」。原因として市販の弁当や惣菜、半調理済み食品、外食に頼った食生活が考えられるとのことです。
製品化の過程でミネラルが流出したり、加工する際に時間がたっても味や色を変えないようにするためにリン酸塩を加えたりすると、結果的にミネラルが働けない形となるのです。
こうした食品ばかり食べているとミネラル不足になり、心や体が正常に機能しなくなる恐れが出てきます。

手っ取り早いミネラル補給食をご紹介されていました。

煮干しと昆布を少量の酢(できれば梅酢)に漬けて冷蔵庫に保管し、毎日かじること。
昆布と煮干し
食欲がない人、水をよく飲んで胃酸が薄くなっているときには特に効果的だそうです。
できるだけ小さな種(アワ、アマランサスなど)を吸収されやすいようにつぶし、ご飯と一緒に炊くのもいいそうです。

また、市販のお茶にはミネラルを除去した純水を使う製品が多いようなので、家の水で入れたお茶がやっぱりおすすめなのだそうです。

毎日暑くて、お茶を沸かしたり火を使って食事を作るのもたいへんですが、少しの努力で健康を保てるなら、ひとがんばりしますかね~.。+..・;+p(・`ω´・+)

熱中症予防のための食事

熱中症

毎日暑いですが、いかがお過ごしでしょうか?

気象庁によると、2018年初夏の気温は平年に比べ高くなる見込みといわれています。早めに熱中症対策にとりかかりましょう。

<食事で気をつけること>

夏場はどうしても食が細くなって、そうめんのような食べやすいものだけを食べてしまいますよね。そうめんを食べるのもいいのですが、そうめんは炭水化物になりますので、それをエネルギーに変えるビタミンB1がないと体は疲れる一方です。
ビタミンB1は豚肉や豆腐、味噌といった大豆製品、モロヘイヤ、玄米などに多くふくまれていますので一緒に食べるようにしていきましょう。

味噌汁塩分と水分が一緒にとれるお味噌汁は最適!

また免疫力を高め、ストレスへの抗体を作ってくれるビタミンCも夏場は特に積極的に摂っていくことをおすすめします。

ビタミンCは赤ピーマンなどカラフルな夏野菜に多くふくまれます。

ビタミンCは熱に弱いため、栄養を考えるのであれば生で食べることをおすすめします。

またシミ・そばかすを作る原因となる紫外線は女性の敵。シミ・そばかす予防にもビタミンCは有効です。なるべく意識して食べるようにしましょう。

疲れの原因になる乳酸の発生を抑えてくれるクエン酸を摂るのも効果的です。クエン酸は梅干しや酢、レモン、グレープフルーツなどにふくまれます。

柑橘系

ビタミンB1、ビタミンC、クエン酸だけ摂取すれば良いということではなく、これらを特に意識しながら他の栄養素もバランスよく摂っていくことが熱中症にならない体作りに大切です。

また、外出時には水分以外に天然塩や塩飴を携帯するのもおすすめです。熱中症に気をつけて夏を楽しんでくださいね。

天然塩と塩飴塩は精製塩ではなくて天然塩をお使いくださいね!